幾千光年の孤独

幾千光年の孤独




天国に空席はない


鳥獣戯画の宴は続く



人類が平等だとか愛してるとか


やらせろよ あばずれ



凍てつく真夏日に 襟を立て歩いてく


背中に焼け付いた十字架



幾千光年の憂鬱が降りそそぐ


ビルの底 顔の無いキリストが泣いてる



オルゴール 雨に唄えば


最終のベル 羽のない道化師



ガラスの子供たち 星空も飛べた事


忘れてしまうだろう いつしか



幾千光年の孤独さえ届かない


宇宙の果て 太陽のたてがみが揺れてる



モノクロームの世界に 朝日はもう昇らない


絵画に閉じ込めた 向日葵・・・



幾千光年の憂鬱が降りそそぐ


ビルの底 顔の無い人々が泣いた



思いさえ届かぬ宇宙の果て・・・


太陽のたてがみが揺れてる




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